概要|精神科

主な症状・病名

うつ病や神経症(不安障害)など

強いゆううつ感、何をしても楽しくない、ちょっとしたことでもすぐに心配や強い不安に襲われる、眠れないなど精神的に不安定な症状

患者さんへのメッセージ

受診が最も多いのはうつ病の患者さんです。環境に対応できないために、ストレスを抱え疲れてしまった適応障害の方も多く受診されています。ストレスの原因は人によってさまざまですから、初診ではこれまでの経過や患者さんが抱えている心配や不安などを、時間をかけてお聞きするようにしています。治療していく上で、まず必要なのは十分な休養をとる事です。ストレスを抱えると身体まで疲れてしまいますから、休養と併せてお薬によって症状を抑える治療を行います。治療は薬物療法がメインではありますが、必要に応じて心の専門家である臨床心理士がカウンセリングを行い、課題解決に向けて患者さんと一緒に考える支援も行っています。精神分析的な心理療法も実施していますので、ご希望の方はお申し出下さい。

うつ病は誰でもなる病気です。ご自身のストレスの増加に気づいて受診する患者さんがいる一方、周囲やかかりつけの医師から受診を勧められたことがきっかけで精神科を訪れる患者さんもいます。ゆっくり焦らず患者さんのペースで治療が進められるようサポートしてまいります。