概要|小児科

主な症状・病名

新生児から中学生までの発熱などの感染症や膠原病、嘔吐・下痢などの消化器疾患、肺炎や気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患、けいれんなどの神経系疾患、血尿・蛋白尿などの腎泌尿器疾患、低身長や甲状腺の病気など内分泌疾患

川崎病、アレルギー疾患(喘息や食物アレルギー)、内分泌疾患(低身長や糖尿病、甲状腺疾患)、けいれん疾患、発達障害

発達や育成を見守る健診や予防接種

患者さんへのメッセージ

長期間の治療が必要となる慢性疾患にはアレルギー・ぜんそく・アトピー・食物アレルギーなどがありますが、その中でも最近食物アレルギーで受診される患者さんが増えています。アレルギーのケースではまず原因物質を調べ、どうしても原因物質の除去が難しい場合はアレルギーを抑えるお薬を使って治療します。ただし原因物質を除去し続けないケースもあります。食物アレルギーをもったお子様では腸が発達途中のため、十分に食物を分解しないまま吸収してアレルギーを起こしてしまう場合があるので年齢とともにアレルギーが軽減してくることはよく知られています。そのためタイミングをとりながら負荷試験(実際食べてアレルギー症状が出ないか確認するテスト)を行い、異常がないなら「制限していた食物を食べてもいいです」と判断しています。

当院の小児科では医師の半分以上が女性であることもアピールしたいポイントです。特に小学校の高学年から中学校の女性の患者さんというのは、やはり思春期ということもあり男性医師に抵抗を感じることもありますし、ご家族様や学校の先生にも相談しにくい思春期の悩みもあります。女性医師が毎日外来を担当しておりますのでぜひご相談ください。