概要|腎臓内科

主な症状・病名

糖尿病性腎症、高血圧からくる腎硬化症、急性腎不全、慢性腎不全など腎炎、IgA腎症、ネフローゼ、膠原病、血管炎、自己免疫疾患の分野の一部

腎臓機能の低下によるクレアチニン(Cr)・尿素窒素(BUN)・尿蛋白(UP)などの数値の異常

患者さんへのメッセージ

当科を受診する患者さんで多いのは20代~40代では腎炎や膠原病(全身の血管や皮膚・筋肉・関節などに炎症が見られる病気で原因不明の発熱や発疹、関節の痛みなどの症状)、50代以降では高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因で腎臓を悪くされる方です。腎臓疾患の治療は初期の段階であれば食事療法(主に塩分制限)で対応しますが、進行してきたら内服治療などで透析になるのを送らせる治療をし、さらに腎臓の機能が落ちてきた場合は血液透析や腹膜透析にも対応しており院内にて透析治療を行う事が可能です。腎臓疾患は初期には症状がほとんどなく、知らない間に病気が進行し具合が悪いと気がついた時には状態がかなり悪くなっている事が多いため、特に身体に不調がなくても年に1度は健康診断を受けていただく事をお勧めします。健康診断で尿の異常(尿蛋白やクレアチニン・尿素窒素が高いなど)があれば早めに腎臓内科を受診していただきたいと思います。腎臓内科では早期の発見・診断・治療を心掛けて行っています。腎臓に関する症状を幅広く取り扱っていますので、特に症状がなくてもちょっとした疑問や気になる事がありましたら気軽にご相談ください。必要があれば腎生検など診断・治療へと繋げてまいります。アフェレーシスなども当科で行っています。