概要|血液内科

主な症状・病名

白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群など

患者さんへのメッセージ

血液内科では貧血の症状により受診される患者さんが多くみえます。一番頻度の高い鉄欠乏性貧血はお薬を飲むことで簡単に治療することができますが原因を取り除くことが重要であり、消化器科(消化管内に出血の疑いがある時)や婦人科(月経・妊娠などによりたくさんの鉄が失われている時)の協力を得ながら診断・治療を行っています。必要な治療が受けられる診療科に責任を持ってご紹介いたします。

血液内科の入院患者さんではその多くを腫瘍性疾患の患者さんが占めています。白血球が増えたり減ったりする白血病、リンパ節がはれる悪性リンパ腫、血漿の異常である多発性骨髄腫といった病気です。治療には抗がん剤を使用することが多く、また病気に対して良くないイメージをもたれる方が多いため、患者さん・ご家族様の気持ちに配慮しながら診断・治療を提案していくことを心がけています。闘病が長期にわたりますので、よい関係を築きながら共に戦っていく戦友でありたいと思っています。