医療関係者の皆様へ|救急科

医療関係者へのメッセージ

当院の救命救急センターは、約45年の歴史を持つ東海地方で最初の救命救急センターです。
「掖済」とは、「導き助ける」こと。その精神に則った“断らない救急”を基本に、地域に貢献することが救急科のミッションです(救急応需率97.7%:2021年実績)。
救急科ではER型救急体制を敷き、あらゆる患者様を受け入れ、各専門科と綿密に連携するとともに、豊富な症例数を背景として重症患者管理も円滑に行っていきます。
●2021年にハイブリッドERシステムを導入

ハイブリッドERは救急外来にてIVR-CT(アンギオとCTを組み合わせた装置)を設置し、診断と治療を同時並行で行うシステムです。 重症の患者様にとってベッド移動の振動や、部屋移動にかかる時間が大きな負担となり、出血を助長して状態を悪くしてしまいます。ハイブリッドERにおいては、患者様は救急車からこの部屋に直接入室し、そのベッドに寝たまま一切移動する事無く、診察、CT撮影、ダメージコントロール手術、カテーテル治療を受けることが出来ます。
●2021年度実績
救急車搬送数:1日平均31.5台(11,485件/年)