医療関係者の皆様へ|小児科

医療関係者へのメッセージ

当院は救急病院のため、急性期も慢性期の病気も24時間365日対応できる体制を構築しています。お子様が夜中に突然体調を崩した場合は救命センターを受診していただき、必要であればすぐに小児科病棟にて入院を受け入れ24時間小児科医が対応しています。
また内分泌疾患やアレルギー疾患の治療にも力を入れており、内分泌疾患(低身長や糖尿病、甲状腺疾患)に関する疾患の専門医が1名、アレルギー疾患に関する専門医が3名おります。
私達の診療科は「年齢」で区切られている特性があるため、小児科というのは「入口」だという考え方をしています。ご紹介いただいた患者さんを「この児は内分泌の治療」「この児はアレルギーの治療」というように診断・治療を行い、必要とあれば病院同士のネットワークを使って専門機関にも紹介していきます。
小児科の急性期疾患の中ではインフルエンザやRSウィルスなどの感染症が圧倒的に多くなっていますが、一方で病気にかかる前に予防接種をする事で中耳炎や重症な感染症の髄膜炎になるお子様が減ってきています。そのため当院では予防接種を推進していますが、それでも予防接種だけでは防げない場合や流行性の感染症も多くありますから、予防医療と予防できなかった場合の治療をどちらも真剣に取り組み続けていきたいと考えております。