病院機能評価
当院は病院機能評価認定病院です
名古屋掖済会病院は、2001年2月19日(初回認定)に公益財団法人 日本医療機能評価機構が定める医療機関(一般病院B)の基準を満たす病院として認定されました。以後、5年ごとに更新審査を受審し機構が定める評価基準を満たす病院として認定されています。 2021年8月に5回目の更新審査を受審し、主たる機能:一般病院2(主として、二次医療圏等の比較的広い地域において急性期医療を中心に地域医療を支える基幹的病院)、機能種別版評価項目3rdG:Ver.2.0の認定をいただきました。 認定証の認定期間は2021年2月19日~2026年2月18日です。
公益財団法人 日本医療機能評価機構とは
公益財団法人日本医療機能評価機構は、国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的とし、中立的・科学的な第三者機関として医療の質の向上と信頼できる医療の確保に関する事業を行う公益財団法人です。
機能評価について
病院の質改善活動を支援するツールです。病院機能評価は、我が国の病院を対象に、組織全体の運営管理および提供される医療について、日本医療機能評価機構が中立的、科学的・専門的な見地から評価を行うツールです。日本医療機能評価機構は、病院機能評価を通じて、病院の質改善活動を支援しています。
評価対象領域とは ~何を評価するのか~
病院機能評価は、国民が安全で安心な医療が受けられるよう、4つの評価対象領域から構成される評価項目を用いて、病院組織全体の運営管理および提供される医療について評価されます。
第1領域.患者中心の医療の推進
患者の視点に立った良質な医療を実践するうえで求められる病院組織の基本的な姿勢についての評価。また、患者の安全確保や医療関連感染制御に向けた病院組織の検討内容、意思決定についての評価。
第2領域.良質な医療の実践1
病院組織として決定された事項が、診療・ケアにおいて確実で安全に実施されていることについての評価。
第3領域.良質な医療の実践2
確実で安全な診療・ケアを実践するうえで求められる機能が各部門において発揮されていることについての評価。
第4領域.理念達成に向けた組織運営
良質な医療を実践するうえで基盤となる病院組織の運営・管理状況についての評価。
「書面審査」と「訪問審査」の結果、機能種別版評価項目3rdG:Ver.2.0での認定をいただくことができました。しかし、認定をいただいたことに満足せず、将来に向けて患者さんにより質の高い医療が提供できるよう、地域における役割を充分に踏まえて医療機能を高め、サービスの改善に努めていきます。