薬剤部
新着情報
2026.02.04 病院見学についてのお知らせ

部門紹介
職員数
52名(薬剤師47名、事務員5名)
当直体制
【月~金】
当直 16:50~翌日8:20 (1名)
【土・日・祝】
日直 8:20~16:50 (1名)
当直 16:50~翌日8:20 (1名)
業務内容
①調剤室
調剤室では、医師の処方したお薬の量や飲み方が適正か、他のお薬や食べ物との飲み合わせに問題がないか等を確認してから調剤を行っています。処方内容に疑問があれば、電子カルテの参照や医師に問い合わせを行なった後、調剤しています。医師の依頼や患者さんの要望で、お薬の服用時間ごとの一包化(1回分ずつまとめて分包する)や、錠剤やカプセル剤を粉砕し服用しやすい剤形にして提供しています。また、保険薬局様からの疑義照会に対しても、院内処方と同様に電子カルテの参照や医師に問い合わせを行なって対応しております。

②製剤室
製剤室では、調剤の手間を省くために予め調製することが可能な予製剤、病棟や外来診療で繁用されている消毒剤等の調製を行っています。また、医師からの依頼により市販されていない特殊製剤についても安全面や衛生面に配慮して調製を行っています。
③病棟業務
<一般病棟・緩和病棟>
当薬剤部では、病棟常駐型の薬剤管理指導業務を行っています。業務内容としては、病棟定数配置薬、麻薬・向精神薬・毒薬等の薬品管理、ハイリスク医薬品の管理、患者持参薬の鑑別・記載、入院患者またはその御家族に対する服薬指導、配薬カートの薬剤セット、医療スタッフへの医薬品情報の提供、医薬品の安全管理、抗菌薬の初期投与設計、TDM(薬物血中濃度モニタリング)など多岐にわたります。
薬剤師が病棟に常駐することで、患者情報を迅速かつ的確に収集して薬剤投与後の有効性や安全性を評価することが可能となります。医師に対して投与量の増減や他の薬品への変更等を提案することにより、患者さんが効果的な薬物療法が受けられるよう支援しています。

<救命救急室・集中治療室>
集中治療室(ICU、HCU)・救命救急室では、外因性・内因性と多岐に渡る疾患の患者さんに対して、投薬評価、点滴ルートの設計、感染症、特に抗MRSA薬に対するTDM(薬物血中濃度モニタリング)、栄養評価などを行っています。急性期の病態は、全身状態が刻々と変化しているため、1日に何度もベッドサイドに足を運び、医師・看護師と連携しながら薬物療法に貢献しています。
④化学療法センター
化学療法センターでは、レジメンの整備・処方鑑査、無菌調製を行っています。処方鑑査では、投与量やスケジュールの確認だけでなく、治療方針についての協議や支持療法の提案などを行い積極的に薬物療法に介入しています。

<薬剤師外来>
当院ではがんの薬物治療を受けられている患者さんを対象に薬剤師外来を行っています。医師の診察前に薬剤師が面談を行い、服薬状況や体調・副作用の確認をし、処方提案を行います。
この流れにより、効率かつより安全に治療をすすめることができると思われます。また、一人一人に寄り添い、治療しながらも「自分らしく」を大切に支援してきます。
⑤薬品管理室
薬品管理室では、約1400品目の医薬品を取り扱い、円滑な医療を提供するために、購入、保管、品質、供給といった薬品の管理全般、さらに医療用ガスの保管管理を行っています。向精神薬、毒薬、劇薬、特定生物由来製品に関しては、各関係法規に従い厳重な保管管理を行っています。
⑥DI室
安全かつ有効な薬物療法を提供できるように、医薬品情報の収集、整理および提供と医薬品情報に係る全般を担っています。また副作用情報の収集やプレアボイド報告の収集も積極的に行っております。病棟業務の拠点として、また医薬品情報の発信基地として病棟薬剤師、医師や看護師を支援しています。

⑦地域医療支援センター 入退院支援部門
入退院支援部門の薬剤師は、入院前に患者さんの既往歴や服薬状況(処方薬・市販薬・サプリメント)、副作用・アレルギー歴、服薬管理方法などを確認します。
入院の目的に応じて、休薬が必要な薬剤がある場合は医師と相談の上調整し、入院までの服薬について患者さんへ説明を行います。
看護師や事務スタッフと連携し、入院前から退院後まで、安全で継続性のある薬物療法を支援しています。

⑧感染対策室
感染対策室の薬剤師は、院内感染を防ぎ、安全な医療を提供するための活動を行っています。
抗菌薬の適正使用を支援し、患者さん一人一人にとって、効果的で安全な治療が行われるよう、医師・看護師・臨床検査技師等、多職種と連携しています。
また地域の医療機関とも連携し、院内外の感染症の発生状況の把握や対策の検討、教育・啓発活動にも関わり、患者さんと医療従事者の双方を感染から守る役割を担っています。

職員が就業に必要とする免許以外(学会認定資格等)の資格名と氏名
| 資格 | 学会・団体 | 氏名 |
|---|---|---|
| がん指導薬剤師 | 日本医療薬学会 | 牛膓沙織 |
| がん専門薬剤師 | 日本医療薬学会 | 牛膓沙織、野村翔 |
| 栄養サポートチーム専門療法士 | 日本臨床栄養代謝学会 | 早瀬友和、佐藤裕介、新木智映子 |
| 栄養サポートチーム専門療法士臨床実地修練修了 | 日本栄養治療学会 | 服部友美 |
| 抗菌化学療法認定薬剤師 | 日本化学療法学会 | 二神諒子、淺井俊平、横山優樹 |
| 感染制御認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会 | 二神諒子 |
| 周術期管理チーム認定薬剤師 | 日本麻酔科学会 | 佐藤裕介、安田愛実 |
| 術後疼痛管理研修終了 | 日本麻酔科学会 | 佐藤裕介、内田歩依 |
| 日本糖尿病療養指導士 | 日本糖尿病療養指導士認定機構 | 加藤まゆ |
| 救急認定薬剤師 | 日本臨床救急医学会 | 岡部静子 |
| 骨粗鬆症マネージャー | 日本骨粗鬆症学会 | 足立浩子、千馬由季、成瀬真希 |
| 遺伝カウンセラー | 認定遺伝子カウンセラー制度委員会 | 松岡貴花 |
| 心不全療養指導士 | 日本循環器学会 | 加藤まゆ、花井仁美、清澤しほ、成瀬真希 |
| 医療情報技師 | 日本医療情報学会 | 稲垣正巳、吉川依里 |
| リウマチ登録薬剤師 | 日本リウマチ財団 | 足立浩子 |
| 認定実務実習指導薬剤師 | 日本薬剤師研修センター | 稲垣正巳、加藤まゆ |
| 認定実務実習指導薬剤師 | 一般社団法人 薬学教育協議会 | 牛膓沙織、新井孝文、横山優樹、岡部静子 |
| 日病薬病院薬学認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会 | 牛膓沙織、二神諒子、野村翔、佐藤琢磨、淺井俊平、加藤まゆ、岡部静子、加藤幾、内田歩依、服部友美、成瀬真希 |
| スポーツファーマシスト | 公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 | 成瀬真希 |
| 日本DMAT | 加藤まゆ | |
| 愛知DMAT | 早瀬友和、横山優樹 | |
| 博士(医学) | 牛膓沙織、横山優樹 |
認定施設
日本医療薬学会 がん専門薬剤師研修施設
日本病院薬剤師会 プレアボイド報告施設
薬学教育協議会 薬学生長期実務実習受入施設
患者さんへのメッセージ
私たち薬剤部は、患者さんが安心して治療を受けられるよう、薬の専門家として「安全で適切な薬物療法」を支えています。
当院では、すべての病棟に薬剤師が常駐しており、入院中の患者さん一人一人の状態に合わせて、お薬の内容や飲み方、副作用の確認などを、医師、看護師と連携して行っています。
化学療法センターでは、がん治療に精通した薬剤師が中心となり、抗がん薬の投与量やスケジュールが適切かを確認するとともに、吐き気などの副作用をできるだけ軽減できるよう支援しています。
チカラを合せてチーム医療
当院では、他職種が連携するチーム医療を行っています。薬剤師は、感染対策、緩和ケア、栄養サポート、術後疼痛管理など様々なチームに参加し、患者さんにとってよりよい治療となるよう薬の面からサポートしています。
例えば、術後疼痛管理チームでは、毎朝ラウンドを行い、手術後の痛みができるだけ辛くないよう、麻酔科医や看護師と協力して、お薬の選び方や使い方を確認しています。
また、災害医療支援(DMAT)の一員として、能登半島地震の災害医療支援に携わり、平時から災害に備えた訓練にも積極的に取り組んでいます。
お薬に関する、疑問や不安がありましたら、どんなことでもお気軽に薬剤師にお声がけください。

医療関係者の方へ
①疑義照会について
当院の診療科では外来患者さんに対して院外処方箋を発行しております。保険薬局から疑義照会があった場合には、当院では薬剤部が窓口になって対応しております。病院によっては処方箋を発行した医師に直接連絡して疑義照会するケースが多いようですが、病院薬剤師が仲介役となった方が質問の意図が正確に伝わり医師に照会内容を正しく理解してもらえるなどの利点があり、地域の薬剤師会からも高い評価を戴いています。
当院では、保険薬局からの疑義照会をFAXで受け付けております。
当院指定の用紙に内容を記載し、FAXで薬剤部宛に送信してください。
②後発医薬品変更調剤等の報告について
保医発0305第12号「処方せんに記載された医薬品の後発医薬品への変更について」を踏まえ、2024年6月より当院では後発医薬品への変更調剤及び一般名処方箋に係る処方薬について調剤を行ったときの報告は不要とします。診察時に処方医が変更内容を確認できるよう、お薬手帳に記載する等の対応をお願いします。
平成24年3月5日、保医発0305第12号「処方せんに記載された医薬品の後発医薬品への変更について」より抜粋
7: 保険薬局において、銘柄名処方に係る処方薬について後発医薬品への変更調剤を行ったとき又は一般名処方に係る処方薬について調剤を行ったときは、調剤した薬剤の銘柄について、当該調剤に係る処方せんを発行した保険医療機関に情報提供すること。ただし、当該保険医療機関との間で、調剤した薬剤の銘柄等に係る情報提供の要否、方法、頻度等に関してあらかじめ合意が得られている場合は、当該合意に基づいた方法等により情報提供を行うことで差し支えない。
③院外処方箋における問い合わせ簡素化プロトコルについて
2010年4月30日付 厚生労働省医政局長通知 「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」を踏まえ、プロトコルに基づく薬物治療管理の一環として、調剤上の典型的な変更に伴う問い合わせを減らし、患者への薬学的ケアの充実および処方医師の負担軽減を図る目的で「院外処方箋における問い合わせ簡素化プロトコル」を運用しております。
本プロトコルを適正に運用するため、運用開始にあたっては、プロトコルの趣旨や各項目の詳細について当院担当者から説明をお聞きいただいた上で、合意書を交わすことを条件にしております。本取り組みへの参画をご希望される応需薬局は、まず当院薬剤部までご連絡ください。
本内容を本来の目的以外に使用することや、当院の許可なくして複製・転載することはご遠慮ください。
【問い合わせ先】
名古屋掖済会病院 薬剤部
TEL:052-652-7711 FAX:052-652-7637
受付時間:平日8時20分~16時50分
④薬・薬連携について
1.糖尿病・虚血性心疾患
当院に通院する糖尿病や虚血性心疾患患者さん、さらに吸入指導の必要な患者さんに対して地域の保険薬局の先生方と薬・薬連携を行なっています。
糖尿病、虚血性心疾患の患者さんに対しては、「服薬指導情報提供書」をご活用頂き、その際にお気づきの点がありましたら当院薬剤部宛にFAXを送信して下さい。
吸入指導の必要な患者さん対しては、名古屋南部地域にて導入している「統一吸入指導箋」を吸入手技の確認、指導等にご活用頂き、その際にお気づきの点がありましたら当院薬剤部宛にFAXを送信して下さい。
どちらの情報も薬剤部で内容を把握した上で主治医にフィードバックし、よりよい患者の治療に役立たせて頂きます。
2.がん化学療法レジメン公開について
がん治療で通院されている患者さんに、安全かつ適正に治療を継続するにあたり、地域の保険薬局の先生方と連携していくことを目的として、当院で実施されるがん化学療法のレジメン情報を公開させていただきます。
投与量、投与スケジュール等は個々の患者さんの状態により変更する場合もあります。
がんで治療中の患者さんについて、お気づきの点がございましたら、「トレーシングレポート用紙」をご活用いただき、当院薬剤部宛にFAXを送信してください。化学療法センター薬剤師にて内容を把握し、主治医へフィードバックさせていただきます。
レジメン一覧
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