Rapid Response System(RRS)

Rapid Response System

1.Rapid Response System(RRS)とは

入院中の患者さんの心停止や重篤な有害事象を予防するための戦略です。
入院中であっても予期しない悪化は生じ得ます。
しかしその中には防ぐことができるものも含まれていることが知られています。
患者さんが急変する前に変化に気付き、助けを要請し、
早期に対応するためのシステムがRRSです。

2.RRS起動基準

気道、呼吸、循環、意識などに異常が生じ基準の数値を超えた場合や、
日常と比較して「何かおかしい」と感じた場合に、RRSを起動することができます。

3.Rapid Response Team

RRSが起動されたときに対応するチームがRapid Response Team(RRT)です。
看護部RRTや救急科医師などで構成されたチームが、患者さんの元に向かい、
評価や初期診療を行い、主治医や担当医と連携しながら対応します。