地域連携パス

地域連携パス

地域連携パスとは、ある疾患に罹患した患者さんを中心として、地域で医療・介護に関わる人々がそれぞれの役割分担を行い、お互いに情報共有をすることにより、今後の診療の目標や注意点を明確にし、チームで患者さんを支えてゆくための仕組みです。

名古屋掖済会病院では、これまで大腿骨頚部骨折や脳卒中に対する地域連携パスを運用してきましたが、あらたにPCI術後地域連携パスを作成し、運用を始めます。

大腿骨頚部骨折や脳卒中に対する地域連携パスは、主にリハビリテーション病院と連携を図り、早期治療と早期リハビリ、早期自宅復帰を目指して運用しています。

これに対してPCI術後地域連携パスは、当院での治療後、定期的な通院はかかりつけ医が行い、必要時に名古屋掖済会病院に受診してもらう事になります。これにより患者様の通院の負担軽減や医療の効率化が図ることが可能となります。

今後も名古屋掖済会病院は、地域の医療機関との連携を図ることで、患者様の地域生活を支援していきます。