出張！市民講座を行いました。

「人生会議、してみませんか？」

― がん診療支援センター 初の地域出張講座を開催 ―

6月21日、昭和橋学区コミュニティセンターにて、
地域医療支援センター・がん診療支援センター・昭和橋学区区政協力委員会共催の出張市民講座が開催されました。

講師は当院緩和ケア内科部長の小島美保医師。
テーマは、「人生会議（ACP:アドバンス・ケア・プランニング）してみませんか？」です。

もしものとき、自分はどんな医療やケアを望むのか。 それをあらかじめ考え、信頼できる人と話し合っておくACPは、自分のためであると同時に、“そのとき”に決断を迫られるご家族や、大事な方の助けにもなるという、大切な考え方です。

小島医師は、ご自身の経験や患者さんの事例を交えながら、やさしくわかりやすくお話され、参加された約20名の地域の皆さまからは 「自分がどうしたいかを考えるよいきっかけになった」と好評の声を多くいただきました。

会場は、地域の顔なじみが集うアットホームな雰囲気。講師と参加者の距離も近く、ACPを自分ごととして考えるきっかけとなる温かい講演会となりました。

今後も地域に寄り添った情報発信を通じて、がん医療と患者さん、ご家族、そして地域をつなぐ架け橋を目指してまいります。