エキサイカイの緩和ケア
緩和ケアの基本は、少しでも快適に療養生活を過ごして頂きたいという患者さんやご家族への思いやりです。
がんなどの病気を抱える患者さんやご家族のからだのつらさ、気持ちのつらさ、生活面でのつらさといった様々なつらさ(苦痛)を和らげて、「自分らしく生活していくこと」を支援するために、医師・看護師・薬剤師・心理士・ソーシャルワーカー・管理栄養士・ボランティアなど様々な職種のスタッフが協力して行う医療・ケアです。
基本的な緩和ケアは、病院内のすべてのスタッフにより、診断時、手術前後、抗がん剤治療中、がん治療終了後のどの段階でも時期を問わず、提供されます。
患者さんやご家族、医療機関を対象とした相談窓口の開設や勉強会、研修会の開催も行い、市民のための緩和ケア普及、啓発のための活動にも力をいれていきたいと思います。
緩和ケア紹介動画
名古屋掖済会病院の緩和ケア
緩和医療の3本柱
緩和ケア外来:外来で主治医や地域の医療機関と連携して支援します。
緩和ケアチーム:一般病棟で主治医や病棟スタッフと連携して支援します。
緩和ケア病棟:緩和ケア内科医師・病棟スタッフが主となり入院治療、ケアを行います。
当院は緩和ケア病棟(19床;有料個室3室、無料個室16室)を有しています。
積極的がん治療を行わない方は体調や体力、ご希望に応じて、緩和ケア病棟での療養を選択する事も可能です。
緊急時には緩和ケア病棟、もしくは緩和ケア病床(一般病床)での受け入れも行い(予約患者のみ)、ご本人・ご家族がいつでもどこでも安心して療養できることを目指しています。
緩和ケア病棟施設案内資料ダウンロード
【一般の方を対象とした緩和ケア相談窓口】
- 電話052-652-7711(代) がん相談支援室(8:20~16:50)
「緩和ケアについての相談がしたい」とお伝えください