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New Post|2024.12.06

能登半島地震、DMAT・DMORT・JRAT・災害支援ナース派遣のご報告【3/25追記】

能登半島地震、DMAT・DMORT・JRAT・災害支援ナース派遣のご報告【3/25追記】

この度の地震により被災された地域の皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
名古屋掖済会病院はDMAT隊を初めとする支援チームを派遣しています。

Instagramアイコン当院スタッフの活動をご紹介しています。あたたかい応援ありがとうございます。

3月25日

当院の能登半島地震に対する医療支援活動を広報誌「エキサイだより号外」としてまとめました。
DMAT・JRAT・DMORT・災害支援ナースが紹介されています。ぜひご一読ください。

2月12日 JRAT 追加派遣

<JRAT:1名 2/12~金沢市内の1.5次避難所>

・リハビリテーション部 森 雅大

●JRATとは…生活不活発および災害関連死を防ぐために、リハビリテーション医療・医学の視点から関連専門職が組織的に支援を展開し、被災者・要配慮者などの早期自立生活の再建・復興を目指す活動です。

2月11日 DMAT追加派遣

ー派遣者と活動予定
<DMAT:1名(2/11~13:石川県庁)>

・医師 後藤縁(救急科:救命救急センター長)

2月5日 DMAT追加派遣

ー派遣者と活動予定
<DMAT:2名(2/5~:石川県庁)>

・医師 萩原康友(救急科):2/9まで
・事務担当者 太田雅博(救命救急センター):2/8まで

1月25日 DMAT追加派遣

第4次部隊としてDMAT隊員3名を派遣いたしました。

ー派遣者と活動予定
<DMAT:3名(1/25~31:輪島市内)>

・医師 小川健一朗(救急科)
・救急救命士 丹羽 一晃
・看護師 市川敦子(2東病棟 師長)

1月25日(木) 午前6時に石川県へと出発しました

1月14日 小牧空港SCU DMAT派遣

愛知県より要請があり、広域搬送受け入れのため小牧空港内のSCUに派遣されました。

ー派遣者と活動予定
<DMAT:2名(1/14:小牧空港内SCUにて活動)>

・看護師 市川敦子(2東病棟 師長)
・看護師 佐藤崇史(初療室)

●SCU とは…
Staging Care Unit の略称であり、広域搬送拠点臨時医療施設を指します。
大規模災害が発生したときに、傷病者を被災地外の災害拠点病院などへ搬送する「広域医療搬送」を行うために設置される医療施設でトリアージ、初期診療なども行い被災地内の応急救護所としての役割もあります。
空港に併設された格納庫や自衛隊基地などに設置されます。

1月10日 災害支援ナース派遣

愛知県看護協会より要請があり、被災地の避難所に災害支援ナース2名を派遣いたしました。

ー派遣者と活動予定
<災害支援ナース:2名(1/10~1/13:七尾市内避難所へ派遣)>

・看護師 中村有作(透析室)
・看護師 中島友和(中央手術部)

★当院災害支援ナースの活動は、2/3(土)の朝日新聞朝刊にて紹介されました

災害支援ナース派遣

1月7日DMAT 追加部隊 派遣

第3次部隊としてDMAT4人の隊員を派遣しました。
また、1月4日に派遣された隊員は無事に帰還いたしました。

ー派遣者と活動予定
<DMAT:4名(1/7~帰還時期未定:公立能登総合病院へ派遣予定)>
・医師  森岡慎也(救急科)
・看護師 運天 匠(5南病棟・師長)
・看護師 相沢 百合子(5東病棟・師長)
・薬剤師 横山 優樹

第3次部隊

1月6日JRAT 派遣

<JRAT:1名 (1/6~1/11)>

・リハビリテーション部 森 雅大

●JRATとは…生活不活発および災害関連死を防ぐために、リハビリテーション医療・医学の視点から関連専門職が組織的に支援を展開し、被災者・要配慮者などの早期自立生活の再建・復興を目指す活動です。

★森技師のJRATでの活動(1/6~1/11間の活動について)は、2/2(金)の読売新聞朝刊にて紹介されました。

1月4日 DMAT・DMORT派遣

1月4日、愛知県からのDMAT派遣要請により、追加部隊としてDMAT4名およびDMORT1名を派遣しました。
先発隊として現場から帰還したばかりの北川院長から激励の言葉を送られ病院職員の見送りのもと出発しました。

ー派遣者と活動予定
<DMAT:4名(1/4~1/7:公立能登総合病院へ派遣予定)>
・医師 蜂矢 康二(救急科)
・看護師 山田 秀則(副看護部長)
・看護師 甲斐 美政(3南病棟)
・薬剤師 早瀬 友和(薬剤部・副部長)

1月4日に出発したDMAT隊員

<DMORT:1名(1/4~1/7予定)>
・救急救命士 新田 満

●DMORTとは…Disaster Mortuary Operational Response Team。「災害死亡者家族支援チーム」と訳されます。
日本では災害直後から死亡者の家族支援を行うことを目的として活動します。 

同日出発したDMORT隊員(中央:新田救命士)
医療器材や水を積み込みます
病院スタッフに見送られ出動 

1月3日 追加派遣

1月3日(火)愛知県からのDMAT派遣要請により、DMAT1名を派遣しました。

ー派遣者と活動
<DMAT:1名(1/3~1/7:石川県庁へ派遣)>
・救急救命士 丹羽 一晃

1月2日 ロジチーム派遣

1月2日(火)、当院から災害医療支援チーム(DMAT)のメンバーがロジチームとして能登半島へ出発いたしました。
チームは、北川院長含む医師2名、救急救命士1名、事務担当者1名で構成されています。
石川県庁に向かい指揮系統の一端を担う役割を果たします。自身の安全も確保しながら被災地で支援を行いました。

ー派遣者と活動予定
<DMAT:4名(1/2~:公立能登総合病院へ派遣予定)>
・医師 北川喜己(病院長)
・医師 萩原康友(救急科)
・事務担当 太田雅弘(救命救急センター)
・救急救命士 新田満


また当院で新たに導入した緊急医療車両「ラピッドカー」も初出動となりました。現地での活躍が期待されます。
被害を受けられた皆様には謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

1月2日に出動したロジチーム


ERスタッフと共に荷物を積む

2023年12月に納車されたラピッドカーも初出動

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