検査のご紹介
当院は「愛知県がん診療拠点病院」に指定されており、
がんに対する高度な診療体制を築いています。
大腸内視鏡検査
1泊2日 胃・大腸コース(PET-CT無)
大腸内視鏡検査では、大腸がんの早期発見だけでなく、ポリープや炎症など、あらゆる大腸の病気の有無を検査できます。またポリープなどを発見した場合、その場で切除し病理検査を行うことができます。
当院では、特別個室にて前処置の下剤を服用していただき、検査中は鎮静剤を使用しています。そして検査を終えると、ストレッチャーで特別個室まで戻りますので、ゆったりと安静にお過ごしいただけます。
検査の苦痛や不安を最小限に抑え、リラックスした状態で検査に臨んでいただくことができます。
検査で分かること
・大腸がんの早期発見・大腸ポリープ
・潰瘍性大腸炎・クローン病 など
口腔がん検診・口腔機能精密検査
日帰りコース(PET-CT有/無)、1泊2日コース(PET-CT有/胃・大腸コース)
口腔がん検診は、口の中にがんや将来がんになる可能性のある異常がないかをチェックするための検査です。
日本ではがんが最も多い死因であり、口腔がんによる死亡者は年間約7,675人に上り、その数は増加傾向にあります。口腔がんは初期段階では症状がほとんどないため、早期に発見することが大切です。治療すれば5年生存率は60〜80%と高くなりますが、進行すると手術後に食事や会話に支障が出ることがあります。そのため、早期発見が重要です。
当院では、通常の診察に加えて、口腔内蛍光装置(イルミスキャン)を使用したスクリーニングも行っています。特に、たばこを吸う方、お酒をよく飲む方、口の中に異常を感じる方におすすめです。
また、当院で行うことができる口腔機能精密検査は以下の7項目です。
・口腔衛生状態 ・口腔乾燥 ・咬合力 ・舌や口唇の運動機能 ・舌圧 ・咀嚼機能 ・嚥下機能
これらのうち3項目以上に問題がある場合、口腔機能低下症と診断されます。適切な診断とケアを行うことで、口腔機能を維持し、全身の健康を促進することができます。
口腔機能低下の主な原因は加齢です。これは徐々に進行するため、自覚症状がほとんどない場合が多いです。しかし、放置すると栄養不足や体力の低下(フレイル)、筋肉の減少(サルコペニア)などが進行し、健康を損なう恐れがあります。早期に問題を把握することが、日常生活の質を維持するために重要です。
口がよく乾く、硬いものが食べにくい、食べ物が口に残る、食べ物がかみづらい、食事のときにむせるといった症状がある方に検査をおすすめします。
その他、オプション検査のご案内
オプション検査の詳細はこちらをご覧ください(画像をクリックで拡大します)。